2011年12月13日火曜日

ノイズキャンセリング機能搭載Bluetoothヘッドフォン、MDR-NWBT10Nを愛用してます。

最近、いろんなblogで見かける、SONYさんのノイズキャンセリング機能搭載BluetoothヘッドフォンMDR-NWBT10N・・・気になってたんです。

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http://www.sony.jp/walkman/products/MDR-NWBT10N/

売り場のお兄さんは、より良い性能のアンプが搭載されているということでオーディオテクニカさんの製品もお勧めしてくださったので比較させてもらうことにしました。

AT-PHA05BT

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オーディオテクニカさんのフラッグシップモデルです。高品質なヘッドフォンアンプを搭載しており、自分の好みのヘッドフォンを接続することができます。電池の持ち時間も8時間と、申し分ありません。確かに音はいいです。数年前に使っていたBluetoothのヘッドフォンとは雲泥の差。Bluetoothらしい芯の薄さを若干感じますが、圧縮された音源を聞くのであれば、問題のないクオリティだと言えると思います。

 

AT-BT04NC

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こちらもオーディオテクニカさんの製品。一つ前の世代になりますが、ノイズキャンセリングの機能がついています。とはいうものの、ノイズキャンセリングの機能が弱く感じます。SONYさんのノイズキャンセリングヘッドフォン、MDR-NC50を海外出張の友として長らく愛用しているのため、どうしてもMDR-NC50と比較してしまいます。これを買うんだったら、AT-PHA05BTを購入して、SUREのステージモニタ用イヤフォンを接続した方がいっそ静粛性には優れるんじゃないかな?と思ったくらいでした。ちょっと残念。

 

MDR-NWBT10N

今回の大本命。SONYさんのMDR-NWBT10Nです。

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まず、派手にノイズキャンセリングが効きます。SONYさんのノイズキャンセリングヘッドフォンに特有の、ちょっと耳が遠くなったようなツーンという感じがします。ノイズキャンセリングをONにすると、若干低音が薄くなるような印象がありますが、もともとドンシャリの音に味付けされているようなので気にならないと思います。もちろん送信側の機能としてイコライザがあれば、低音を補うこともできます。高音側もNCをONにしたときはほんの少しだけカットされますが、移動中に聞く音楽だと割り切れば我慢できると思います。

ポイントは「移動中に聞くためのヘッドフォンとして考えること」だと思います。考えてみれば、鑑賞するための音楽を楽しむためのヘッドフォンやアンプは別に持っているわけなんですから、「移動中に聞く音楽」が「移動中に快適に聞けること」だけが大事なのです。そういう考え方をすると、SONYさんのMDR-NWBT10Nは実に理にかなった製品です。音そのものはSONYさんらしいドンシャリで僕の好みではないですし、リミッタの効き方が少しくどいのが気になりますけれど、ヘッドルームをきちんと取ってある曲であれば気になりません。移動中に聞く音としては許容範囲です。もしかしたら、原音の再現性という意味ではオーディオテクニカさんのヘッドフォンの方が素晴らしいのかもしれません。でも、原音の再現性で勝負されると、どうしてもスタジオモニターなどの手持ち機材と比較してしまいますので購入を躊躇してしまいます。その点SONYさんは割り切った選択に基づいた設計をしたのだと思います。

そして、何よりMDR-NWBT10Nは見た目が可愛いです。移動中に使うアクセサリの一つとしてのアピアランスについても十分に考えられているのだと思います。僕はピンク×クロのモデルとアオ×シロのモデルで悩みましたが、アオ×シロのモデルを購入しました。

 

 

ところで、端末がこれだけ高機能化してくると、どうしてもサイズが大きくなります。iPod nanoのようなモデルを除けば、どうしても本体はカバンやポケットの中におさめ、ケーブルが耳元までやってくることになります。これを億劫に感じる人は多いはずです。Bluetoothのヘッドフォンを使うということは、むしろ「ケーブルから解放される」ということに意味があるのだと思います。

ワイヤレスの良さというのは、実際に体験してみないとその良さがなかなか分からないものだと思います。でも、きっと体験してくれたら良さがわかるはず!というSONYさんの強気の選択が、Bluetoothヘッドフォンを同梱したWalkmanの発売というところに行き着いたのではないかなと・・・そんなことを考えました。

MDR-NWBT10N。お勧めです!

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