2012年1月3日火曜日

DEVONthink pro.こんな風に使ってます。

試行錯誤しているDEVONthink pro.ですが、とりあえず4つの使い方で使ってます。少しずつもっともっと使いこなせるようになればいいな〜と、のんびり考えてます。

ノートを取るためのソフトウェアとして

これはEvernoteでノートをとるようなイメージです。Ctrl-Cmd-NでRich Textの新規作成になります。RichTextのデフォルトフォントが小さめなので、Cmd-+でフォントを大きくしてから使い始めるようにしてます。ノートの作成場所はinboxにしてます。とりあえずinboxで作業して、書き終えたなと思ったらあらためてグループ整理をするようにしてます。

データレポジトリとして

仕事で使うファイル、プライベートのプロジェクトなどをまとめてデータベースにしています。ファイルの実体もDEVONthinkが管理してくれるので便利です。DEVONthinkが管理しているデータ実体から新規ファイルの複製をするときには、デスクトップに一旦書きだしてからDEVONthinkに書き戻すようにしてます。もっとうまい方法があれば誰か教えてください。

zipアーカイブの管理

DEVONthinkは、実体を自分で管理せずにファイルのインデックスだけをデータベースにする機能があります。実体を移動したときなど、これをトラックしてくれないという問題はありますが、目的を決めてしまえば運用対処できます。僕は以下のようにしてます。

~/Archives - 内蔵ディスクに置くアーカイブ置き場
/Volumes/Archives.ext/ - 外付けディスクに置くアーカイブ置き場

内蔵ディスクには、今使っているソフトやデータのアーカイブを置いてあって、いつでも再インストールできるようにしています。外付けディスクにはバージョンの古くなったものやアンインストールしてしまったソフトウェアのアーカイブや、古い情報のアーカイブを置いています。これをDEVONthinkでインデックスだけ管理しています。ファイルを移動してしまった後は、Option-Cmd-Sでインデックスの再構築ができるので、この操作をしてからデータの検索などをするようにすれば問題ありません。これはつまり、「自分のアーカイブの目録だけはいつでも手元にある」という状況を作ることになります。ですので、外出中で外付けディスクにアクセスできないときでも、少なくとも目録だけにはアクセスできるという便利さを手に入れることができます。

iOSデバイスでの情報持ち出し

DEVONthink to goを使うことで、DEVONthinkで管理している情報の持ち出しができます。同期はLAN経由で行いますので高速ですし、外部に情報が流れる心配もありません。例えば出張前にitineraryやhotelのbooking informationをまとめたグループをiOSデバイスにコピーして持ち出すことでペーパーレスを実現することができます。ここで活躍するのがレプリケーションです。DEVONthinkではグループやファイルのレプリケーションを自由に作成することができます。レプリケーションはPOSIXで言うところのシンボリックリンクに似たもので、グループやファイルのレプリカをいくつでも作成することができます。これによってグループやファイルの異なるアスペクトからのアクセスが可能になります。僕はiOSデバイスに持ち出したいと思ったファイルやグループのレプリカをMobile Syncグループ下にレプリケーションすることで、情報持ち出しを管理してます。

 

DEVONthinkの日本語の記事ってあまり見つからなかったので、ご参考になれば。

1 件のコメント:

  1. こんにちは。Devon thinkが便利そうで検索しており,こちらの記事にたどり着きました。
    AppStoreのDevonthinkは5000円,マーキュリーソフトは9800と価格差がありますが,Appストア版と差があるでしょうか?また,マーキュリーソフト版でもTo go使えるんでしょうか?

    返信削除